南海トラフ地震 いつ どのくらいの規模で発生? [地震・台風]
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南海トラフ地震はいつ発生するのでしょうか?
またどのくらいの規模となるのでしょうか?
南海トラフとは四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝(トラフ)
のことで非常に活発で大規模な地震発生地帯です。
南海トラフの各地域では、東海地震、東南海地震、南海地震などの
マグニチュード(M)8クラスの巨大地震が約百年から二百年ごとに発生
しています。
これら3つの周期地震は、過去の傾向から非常に高い確率で連動して発生
するものと考えられており、東日本大震災が発生した現状ではより大きな注目が
集まっています。
本日、それらの地震の最新の予測が内閣府より発表されました。
東海沖から日向灘にかけての「南海トラフ」を震源とする巨大地震で、
死者が最大32万人に達するとの推計です。
ただ、注意して聞いてほしいのはこの数字は
東日本大震災を大きく上回るとされる被害想定は、「千年に一度」の 最大級地震が起きた場合の数字であることです。 次におきる地震や津波の被害がこうなるというものではありません。
1)東海、近畿、四国、九州の4地方のいずれの被害が大きい地震か
(2)発生場所は陸に近いか遠いか(3)発生時刻(冬の夕方、深夜、夏の正午)
(4)風速(平均風速、風速秒速8メートル)(5)早期避難率の高低――
で場合分けした96パターンを予測。死者は最も多い場合で32万3千人から
最少3万2千人まで大きく変動するが、最少でも東日本大震災を大きく上回る
とされています。
中でも、最も甚大な被害をもたらすのがやはり津波だそうです。
駿河湾沿岸のように、南海トラフのすぐそばでは、地震発生数分後に5メートル
を超える津波が到達すると予想されています。
高知県のように、少し離れた場所で、20~30分後に到達予定です。
1メートルほどの津波が伊勢湾や大阪湾の奥に到達するのは、
1時間から1時間半後と想定されています。
内閣府は、東海、近畿、四国、九州のそれぞれが、大きく被災するケースを
想定しています。
最も人的被害が大きかったのが、東海地方が大きく被災するケース。
最悪の想定は、在宅率が高い冬の深夜に、東海地方を中心に大きな津波が
襲った場合の揺れで、およそ134万6,000棟の建物が全壊し、建物倒壊による
死者は、およそ8万2,000人にのぼるとのことです。液状化でも、
およそ13万4,000棟が全壊。さらに、およそ19万1,000棟が火災により焼失し、
火災でおよそ1万人が死亡すると推計。津波による死者は、早期に避難する人
の割合が少なかった場合でおよそ23万人におよぶようです。
そうした場合に最大で、死亡者が約32万3,000人となるようです。
これは、東日本大震災の死者・行方不明者およそ1万8,800人の、約17倍です。
この巨大地震は、首都圏でも被害が及ぶとみられています。
繰り返しになりますが、冷静にこれらの予測を受け止め、防災対策を着実
に行っていくことが大変重要です。
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南海トラフ地震はいつ発生するのでしょうか?
またどのくらいの規模となるのでしょうか?
南海トラフとは四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝(トラフ)
のことで非常に活発で大規模な地震発生地帯です。
南海トラフの各地域では、東海地震、東南海地震、南海地震などの
マグニチュード(M)8クラスの巨大地震が約百年から二百年ごとに発生
しています。
これら3つの周期地震は、過去の傾向から非常に高い確率で連動して発生
するものと考えられており、東日本大震災が発生した現状ではより大きな注目が
集まっています。
本日、それらの地震の最新の予測が内閣府より発表されました。
東海沖から日向灘にかけての「南海トラフ」を震源とする巨大地震で、
死者が最大32万人に達するとの推計です。
ただ、注意して聞いてほしいのはこの数字は
東日本大震災を大きく上回るとされる被害想定は、「千年に一度」の 最大級地震が起きた場合の数字であることです。 次におきる地震や津波の被害がこうなるというものではありません。
1)東海、近畿、四国、九州の4地方のいずれの被害が大きい地震か
(2)発生場所は陸に近いか遠いか(3)発生時刻(冬の夕方、深夜、夏の正午)
(4)風速(平均風速、風速秒速8メートル)(5)早期避難率の高低――
で場合分けした96パターンを予測。死者は最も多い場合で32万3千人から
最少3万2千人まで大きく変動するが、最少でも東日本大震災を大きく上回る
とされています。
中でも、最も甚大な被害をもたらすのがやはり津波だそうです。
駿河湾沿岸のように、南海トラフのすぐそばでは、地震発生数分後に5メートル
を超える津波が到達すると予想されています。
高知県のように、少し離れた場所で、20~30分後に到達予定です。
1メートルほどの津波が伊勢湾や大阪湾の奥に到達するのは、
1時間から1時間半後と想定されています。
内閣府は、東海、近畿、四国、九州のそれぞれが、大きく被災するケースを
想定しています。
最も人的被害が大きかったのが、東海地方が大きく被災するケース。
最悪の想定は、在宅率が高い冬の深夜に、東海地方を中心に大きな津波が
襲った場合の揺れで、およそ134万6,000棟の建物が全壊し、建物倒壊による
死者は、およそ8万2,000人にのぼるとのことです。液状化でも、
およそ13万4,000棟が全壊。さらに、およそ19万1,000棟が火災により焼失し、
火災でおよそ1万人が死亡すると推計。津波による死者は、早期に避難する人
の割合が少なかった場合でおよそ23万人におよぶようです。
そうした場合に最大で、死亡者が約32万3,000人となるようです。
これは、東日本大震災の死者・行方不明者およそ1万8,800人の、約17倍です。
この巨大地震は、首都圏でも被害が及ぶとみられています。
繰り返しになりますが、冷静にこれらの予測を受け止め、防災対策を着実
に行っていくことが大変重要です。
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